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2018.11.20

【ペルソナQ2発売記念】ペルソナシリーズを振り返る

ゲーム

『ペルソナQ2』発売を記念して、「ペルソナ」「世界樹の迷宮」それぞれの魅力を振り返る特集。
今回は、思春期にペルソナに人格形成されこんなことになってしまった(^K^)が、シリーズの魅力をお伝えします。

目次

  1. 女神異聞録ペルソナ(1996年)
  2. ペルソナ2罪/罰(1999年/2000年)
  3. ペルソナ3(2006年)
  4. ペルソナ4(2008年)
  5. ペルソナ5(2016年)

女神異聞録ペルソナ(1996年)

「女神異聞録」の名の通り、アトラスの看板「女神転生」シリーズの外伝として登場。
『真・女神転生if…』のノリを継承した、当時では珍しいジュブナイルRPG。

我は汝…汝は我…我は汝の心の海より出でし者…

普通の高校生が、とあるきっかけで特殊能力「ペルソナ」を手に入れ、異変に陥った街の謎を突き止めるというのが、異聞録の大まかなあらすじ。
ちなみに「ペルソナ」とは「仮面」という意味があり、自分の中にある様々な一面が能力となって現れる、という設定。

そんな単語がタイトルやゲームの核にもなっていることからわかるように、シナリオや世界観のみならずゲーム性においても「自分とは何ぞや?」というテーマが貫かれてます。
まずキャラたち(とても濃い)の持つコンプレックスが提示され、戦いを通じて向き合い、ゲームのエンディングとともに答えを得られるというつくり。哲学的なエッセンスも多分に含まれており、当時中学生だった筆者の人格形成に多大な影響を与えてしまいました。


オープニングからいきなり壮子だぜ。イカス。

鬼畜仕様

今となっては「ああ、いつものアトラスですね(ニッコリ)」のひと言で終わりますが、本作はかなり人を選ぶ仕様となっております。
鬼のようなエンカウントからの長い戦闘。
ダンジョンが長く、セーブポイントも少ないというのに呪殺系魔法で全滅(しかもわりと序盤)。そして2時間がパア。

などなど、「本当に新規層取り込む気があるのか?」と疑いたくなるドSぶり。
当時はプレイステーション本体が熱暴走しやすかったというのもあり、何度泣きを見たことか…。


戦闘曲がきっちり終わるのが好きでした(※画像はPSP版)

『PlayStation Classic』にも収録が決定!

そんな『異聞録』ですが、『PlayStation Classic』に収録されることが決定しました。
快適性の低い鬼仕様ですが、システム含め渾然一体となって問いかけてくる強いテーマ性など、本当に魅力的な作品なので、やってみていただきたい!
まあ、少なくとも熱暴走はしないだろう。


交渉時、主人公の歌で悪魔を怒らせるプレイを楽しむ

お気に入りBGM…「デヴァ・ユガ」「幼児虐待」(すごいタイトル)
お気に入り固有ペルソナ…ヴィシュヌ様

ペルソナ2罪/罰(1999年/2000年)

シリーズ屈指・せつなさみだれうちなストーリー。
罪と罰はセットで遊んでこそナンボ。罰はシリーズ唯一、メインキャラが社会人の作品です。

世紀末発売にふさわしい世界観

本作のキモは「噂が現実になる」という世界観
はじまりは学園にまつわるウワサが現実になる程度の小さなズレでしたが、謎の組織が跋扈したり、街が爆破されたりと、だんだんと世界が狂っていき、やがて大きなひずみになっていきます。
この設定を利用して、プレイヤーはラーメン屋を武器屋に変えたり、ドロップアイテムを操作したりと、都合のいいように世界を改変できる。
初代からそうでしたが、世界観をシステムに落とし込むのがホント上手いと思う。こういうとこが好き!


噂のせいでこんな方も出てきちゃう

そんな荒唐無稽な世界観ながらも、「ペルソナならでは」のキャラひとりひとりの内面をえぐるシナリオは丁寧に描かれていて、重い。
何が「罪」で、何が「罰」だったのか。それが分かったとき、鳥肌が立ちました。
切なすぎるやろ…っていう。
罪・罰は、絶対にセットで楽しんでいただきたい!

難度が下がり、人にオススメしやすくなった

罪では、肩透かしをくらうほど難度が下がりました。前作の鬼のような仕様はやはり駄目だったのか。
個人的には、木に語りかけなくてもいつでもセーブできるようになったのがデカかった。
そして「罪」でゲームバランスを壊していた箇所も「罰」で改良され、ほんとに快適に。
「これなら自信を持って人にオススメできる…!」と、いそいそと友人に貸したことを昨日のように思い出します。

また、月齢や一人称視点ダンジョンなどの廃止により、「メガテン色」が薄まりました。そういう意味でも、メガテンの外伝的位置づけから、「ペルソナ」という新たなシリーズとしてのスタートを切ったのも本作からかも。


ギンコことリサの怒り顔が好き

お気に入りBGM…「聖槍騎士団」
お気に入り固有ペルソナ…ヘリオス(かわかっこいい)

ペルソナ3(2006年)

忘れもしない、ファミ通で第一報PVを見たときの衝撃を。
2までの裏路地感というか、そこはかとない怪しさがキレイさっぱり消え、キャラデザもUIもBGMも何もかもシャレオツ。突然のメジャー感にソワついたあの日。 いろんな面でファンの度肝を抜いた、ターニングポイントとなった作品。

受け継がれるペルソナのDNA

突然の路線変更で色々と心配してましたが、皆様ご存知のようにそれは杞憂に終わりました。

まず、3で採用されたカレンダーシステム。主人公の高校2年生の春から1年間、カレンダーをめくるように1日1日進んでいくこの仕組みは、毎日を生きる学園モノの演出としてはもちろん、本作のテーマである「生と死」にもマッチしていると思います。

「今日は古本屋のじーちゃんに会いに行く」とか「今日はダンジョンにもぐる」とか、そういう毎日の小さな選択の積み重ねによってプレイヤーの分身たる主人公が形作られ、やがてエンディングのあのシーンに向かって収束する。そこには、不可逆的なものとしてのカレンダーシステムがうまく効いていたと思います。戻れない昨日、かけがえのない時間、みたいなものが感覚的につかめるといいますか。


タロットのアルカナも重要な要素。コミュはもちろん、ボス戦のあの演出は鳥肌。

テーマがゲーム全体に響いている。一見がらっと変わってしまったペルソナ3ですが、個人的に大好きな部分はちゃんと生きていて、すごく嬉しかったなあ。

戦闘が楽しい

本作からは、敵とのエンカウントがシンボル制になり、当たらないように避けて進むこともできるようになりました。
が、あえて戦いたくなるのは『真・女神転生3』から輸入されたプレスターンバトル制で、戦闘の戦略性が増したこと。あとはやっぱりノリの良い通常戦闘曲のたまものですかね。「ベイべべイベ!」って言いたいがために敵にぶち当たりに行きました。


ベイべべイベ!タラッタッタタラッタッター!

PSP版では女主人公も選べるゾ

3はきっと商業的にも成功したのだろう…のちに後日談『ペルソナ3フェス』やPSP版も発売されました。PSP版では『ペルソナQ2』にも登場する女主人公(通称:ハム子)が追加されました。当然といえば当然なのですが、性別によって、主人公に対する主要キャラたちの接し方が違うのでたいへん興味深いです。

お気に入りBGM…「全ての人の魂の戦い」
お気に入り固有ペルソナ…タナトス、イオ

ペルソナ4(2008年)

アニメ化もされた、おそらく最も有名なペルソナ作品。しかしシリーズの中では一番の異端児。毎度、驚かせてくれるぜ、まったく…

ミステリー要素のあるストーリー

とある田舎の高校「八十神高校」に転入した主人公は、「マヨナカテレビ」という噂を通じ、ペルソナ能力に目覚める。
同時期に発生していた連続殺人事件とマヨナカテレビに繋がりがあると睨んだ主人公は、仲間と「特別捜査隊」を編成し、事件に立ち向かっていくことに…。

というミステリー要素のあるストーリー。事件が進むにつれ、明らかにうさんくさいものからもっともらしいものまで、ミスリードたる情報でプレイヤーを翻弄してきます。その中から自分の目で真実を選び取れるか否か!みたいなのが本作のテーマです。(※筆者の個人的見解です)
ミステリーの醍醐味「意外な犯人」も味わえます(それはそれは、これでもかというほどに。)ので、お楽しみに。

そんな真実を見極める本作ですが、「絆」がたいへん重要なキーワードになっていて、殺人事件が発生しているにもかかわらず、シリーズ屈指の青春感&明るさを誇るシナリオとなっています。


メインキャラみんな良い子…

さらに快適になった戦闘

バトル面では、仲間たちにも行動を指示できるようになり、さらに快適性がアップ。例のごとくノリの良い戦闘曲もあいまって、ダンジョン攻略が楽しくなりました。
4では、ダンジョン=キャラのコンプレックスの象徴、という面もあり、先に進みたくなるというのも一因かもしれません。


ペルソナァ!

休めない主人公

先にお伝えしたとおり、4はアニメ化をはじめ、格ゲーだの音ゲーだのコラボだの、関連作品が山のように発売されました。
ペルソナ5発売の2016年まで実に8年もの間、シリーズを支えてくれました。
ファンの間では、「番長(※注・主人公の愛称)、仕事しすぎ…」「休ませてあげて!」など心配(?)の声も相次ぎました。ホントありがとう。

お気に入りBGM…「霧」「HEAVEN」
お気に入り固有ペルソナ…イザナギさん

ペルソナ5(2016年)

シリーズ20周年作品。
銃や交渉の復活、過去作キャラのその後がチラッと垣間見えたりと、シリーズ歴代ファンには嬉しい要素が盛りだくさんでした。
「コウハ」とか懐かしい…

理不尽な大人やルールに虐げられる高校生たちの物語

本作も例のごとく高校二年生が主人公ですが、傷害事件(※冤罪)を起こし保護観察中、という不穏な設定。
転校初日から「ヤベー奴」のレッテルを貼られている。
そんな彼が、歪んだ欲望から生まれた世界・パレスに迷い込み、ペルソナ能力を開花。同じく「はみだし者」な仲間たちとともに、歪んだ心を盗んで正す「怪盗団」を結成、世の悪人を改心させていく…。


そりゃあキレルヨネ

しかし主人公も含め、志を共にするキャラたちは、レッテルを貼られているだけで非常にまっとうで純粋な面々。というか「クソみたいな社会」に折り合えないからこその「はみだし者」認定なわけです。そういう、名前のない大勢からの謎の同調圧力やらなんやらが蔓延する鬱屈とした世の中で、流されず自分の信じる善を貫こうとする反逆の物語です!

スタイリッシュなアクション要素

「怪盗」ということもあり、本作ではちょっとしたステルスアクション要素も。とはいえ、スタイリッシュな動きに反して操作はとても簡単なので、アクションに自信がない方もご安心を。


敵に見つからないように進め

バトルに関しては、本作でも戦闘曲がいい感じ。敵が弱すぎると、サビ前で終わって悲しくなるほど。
戦闘終了後のリザルト画面からフィールド復帰までの一連の流れがカッコEので必見。(しかし通常戦闘で常にカッコEので、毎回見るのはシンドイなぁ…という筆者のような方は△ボタン長押しで早送りできます。)

現実の事件をモチーフにしたような社会風刺的要素もあってか、今作はグラフィックもリアル寄りに。
アシッドジャズなBGMもあいまって、よりスタイリッシュさがマシマシになっています。


リアルすぎて渋谷駅で迷子になった地方民・筆者。東京コワイヨー

ペルソナ5はアトラスからネタバレ禁止令が出ているので、あまり詳しく紹介できません。2018年11月現在、廉価版も発売され、かなりお求めやすくなっておりますので、ぜひやってみてください。

お気に入りBGM…「Rivers In the Desert」「Price」
お気に入り固有ペルソナ…壷にされがちなアルセーヌさん

そんなこんなでペルソナシリーズのご紹介でした。
2018年11月29日発売『ペルソナQ2』では、ペルソナ3~5のキャラ総勢28人から好きにパーティが選べます。
ということもあり、原作を知っているほうが『Q』シリーズを楽しめることは確かですが、たとえ 『Q』シリーズから原作シリーズに入っても、「ああ、あのセリフの元ネタはこれか…!」など、どちらにしても楽しめるに違いないと個人的に思う次第です。
ということで、タイミングはいつでもいいのでぜひ原作シリーズも…!よろしくお願いします。

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